施工図工のやりがいって?実際に聞いてみた!

弊社では、大手ゼネコン各社様からのご依頼を受け、建築施工図作成を中心とした業務に携わっています。

この記事では、

弊社で実際に業務として施工図作成を行う社員の仕事のやりがいをいくつか紹介していきます。

早速弊社社員に聞いてみた施工図工のやりがいをひとつひとつご紹介していきます。

 

1. 現場にいて、自分の携わった図面を基に
建物が実際に建っていくのを見られるのが嬉しい。

この意見は、現場事務所で図面に携わっている社員の方から頂いた意見です。

現場事務所では日々、目の前で工事が進んでいくので、

リアルな現場の流れを建物が建てられていくのを見ながら自分の目で見て感じることができます。

 

我々が仕事のご依頼をいただく物件は、数万㎡規模の大型物件であることが多いのですが、

やはり物件の規模が大きくなればなるほど、目の前で日々建てられていく、これだけ大きな建物の建設に

自分は携わっているんだという喜びや感動はますます大きくなります。

 

現場で施工される建物を見ながら仕事をするから感じる、ということもありますが、

【図面を作図する】という建物を建てる上ではなくてはならない作業だからこそ感じることのできる

特別な喜びのひとつでもあります。

 

そしてこれは、現場というものの流れを自分の目で見て理解するという経験にもつながり、

自分だけの知識や経験を形作るひとつの要素にもなります。

 

2. 自分の仕事の足跡が地図に残る。

 

働く場所が事務所であっても現場であっても同じですが、

自分の携わった物件が地図に残ることはモチベーションアップに繋がります。

 

それだけでなく、家族をはじめとした自分との関係の深い人に自慢できるというところも

自分はこれだけの物件に携わってきたという自信、自負に繋がります。

 

携わった物件が取り壊され、新しい物件へと変貌を遂げることももちろんありますが、

建て替えをするまでは長い年月がありますので、

自分が建設に携わった物件がすぐに地図から消えるようなことはそうそうありません。

 

もしそうなったとしても、長い年月を感じる素敵なきっかけになるのではないでしょうか。

 

3. 必要とされることにやりがいを感じる。

 

施工図員(施工図に携わる担当者)は、建築業界の中でも希少な存在です。

中でも、CADを使えるだけではなく様々な種類の建物に携わってきた経験から

建築的に豊富な知識を持っている人材は、非常に重宝されます。

 

そうした人材は、引く手あまたで今の時点で携わっている物件での担当作業が終了した後も、

すぐ他の現場に来てほしいという声がかかります。

 

そうしていろいろな現場に携わりより多くの知識を蓄えてさらに貴重な人材になるという

良いサイクルが回っていくうちに、ふと自分の中で立ち止まり、

今まで多くの現場、多くの関係者に必要とされてきたということに気付き、

そこに喜びを感じるわけです。

 

そうして40年間にもわたる長い間、一生懸命に突き進んできたのが弊社の創業者でもあります。

 

ここの仕事に関わらず、求められる人になればなるほど感じられる特別なやりがいではありますが、

建築的に幅広い知識を持っている施工図員の業界における希少価値の高さがあるからこそ、

ひときわ強く感じることができるのかもしれません。

 

4. 自分の提案した納まりが採用されたときに嬉しく思う。

 

この仕事柄、経験・知識が積みあがっていくにつれてできるようになることの一つに、

各部の納まりの提案があります。

他の施工図員や設計担当者、関係業者に対して、

この納まりの方が〇〇の点でいいのではないでしょうか、といった提案をしていくわけですが、

それが実際に採用され、よし、その案で行こう。と、決まった際に

喜びを感じる場合もあります。

 

それはやはり携わっている他の担当者よりも納まりに関してより多くの知識を持っていること、

そしてそれを認められたという感覚がそのように思わせるのだと思います。

 

様々な現場を経験する中で、もちろん楽な現場ばかりではないのですが、

上記のような瞬間があると、以前のあの大変だった経験も自分の中で活かせているのかもしれないと感じ、

思いがけない自分の成長を嬉しく感じると思います。

 

おわりに

今回の記事では、実際に弊社で業務をされている方に聞いてみた施工図工のやりがいについて

紹介させていただきました。

 

日々こなしていく業務の中で、やりがいを感じられる瞬間、嬉しい気持ちになる瞬間があると、

良くないことに遭遇した場面や少し大変だなと感じるようなときでも、

もう少し頑張ってみるか、という気持ちが芽生えますよね。

 

そんな風に自分を鼓舞しながら、もう少しもう少しといった頑張りで日々積み重ねていく経験が、

自分を大きくしてくれるのかもしれません。

 

また、そもそも施工図って何?もしくは施工図作成って?という疑問については、
こちらの記事にて説明しています。

お読みいただけますと幸いです。

 

施工図とは?設計図との違いを解説

施工図って例えばどんな図面?施工図の種類を解説

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

弊社では、施工図作成をはじめとし、技術者派遣、作図補助スタッフ派遣、

BIMモデル作成を承っております。

約半世紀にわたってコツコツと積み上げてきた信頼の結果、

継続したお仕事のご依頼をいただいております。

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